沖縄　八重山　＜鳩間島＞　　素泊り　　くしけぇー家

こんちわ！いっしょに草刈した上村です。ヤシガニの話を羨ましく聞いておりましたが、お二人が帰られた翌日のうちの息子の感想文を、、、


「夏休みの痛い思い出」うえむらひびき

ボクわ、初めてハトマ島のくしけぇーやという民宿に泊まりました。
夜になると、みんなお酒を飲んで上機嫌になり、ヤシガニ捕りに行こうということになりました。

懐中電灯を持って夜道を歩いていると、ガサゴソと音がして、巨大なバルタン星人みたいなのが現れました。それが噂のヤシガニでした。
急に逃げようとするヤツを、ボクは全身で止めようと立ちはばかりました。するとヤツは巨大な２つのハサミを開き、ボクの足にかみついてきました。
ボクはもう身動きできない状態、ヤツも挟んだまま頑として動きしません。
万事休す。
すると宿のおじさんが「任せなさい」と自信満々に言いました。
「ああ、助かった、、、」
しかし、何をするかと思ったらヤツの尾の部分をいじるだけでした。刺激されたヤツのハサミは一層力が入り、ボクの足はもうちょんぎれそうな激痛。
おじさん「おかしいな？お尻をくすぐれば、離すときいてるんだがなぁ～」
こちょこちょこちょ～
「こりゃ駄目だ、少しほっときましょう」
ボクは、暗闇で蚊に刺されながらうずくまるしかありませんでした。

その後、遠くから「こりゃ大物だ！早く捕まえろ」と楽しそうな皆の声が聞こえてきました。